本日は、フランス-ブルゴーニュの白ワインです。
ぶどう品種は、アリゴテ100%です。
テイスティングノート
外観
やや黄金がかったレモンイエロー。粘性はしっかりとしている。成熟度が高い印象のワイン。
香り
黄桃、あんず、白い小ぶりな花、樽香、バニラ、白胡椒、オイリーな柑橘系。
味わい
厚みのある果実味と穏やかだがしっかりとした酸味。余韻は酸味を中心に中程度続く。
合わせた料理
なすとイチジクのサラダ 9点/10点満点
ナスやイチジクの甘味、ねっとりとした食感との相性がとても良いです。
しらす冷奴 8点/10点満点
しらすの塩味とオリーブオイルの組み合わせがワインと良く合っています。
塩じめのお刺身 8点/10点満点
お魚の旨味とワインが良い組み合わせです。どちらかと言えば鯛の方がベターです。
2019年のソムリエ試験の二次試験で出題され、驚かれたあの品種です。
個人的にもなかなか経験値の少ない品種なので、明確な差異はこれから勉強ですが、ブルゴーニュのシャルドネと比較するとややオイリーな柑橘の感じと、コショウなどのスパイスが目立つ印象です。
リースリングっぽさもありますが、リースリングよりは甘味と酸味が穏やかかな、という感じです。 これを試験でブラインドの状態で出されたら、品種を当てるのは結構難しそう。
2020年のソムリエ・ワインエキスパート試験でも、日本のシャルドネやアルゼンチンのトロンテスなどが出ており、なかなか難易度が高い組み合わせが増えています。最近のトレンドを追う意味でも色々飲んで勉強しないといけないですね。
ちなみにこのアリゴテ、お魚系の料理と合わせましたが、塩系の焼き鳥などとも良い組み合わせになりそうな感じがしました。
本日のワインは、こちら。
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本日のグラスは、こちら。