本日は、フランス-ブルゴーニュの赤ワインの紹介です。
1997年と、22年熟成物です。熟成の長さを楽しむために、良いグラスでいただきます。
テイスティングノート
外観
オレンジがかったルビー。粘性は中程度で、熟成している印象。
香り
チェリー、紅茶、キノコ、葉巻、腐葉土などかなり熟成の進んだ香り。
味わい
しっかりとした酸味、落ち着いた果実味、タンニンは溶け込みシルキー、余韻は中程度からやや長めに感じられます。
合わせた料理
きりたんぽ鍋 8点/10点満点
鶏肉や野菜など、鍋の旨味とワインが良く合っています。きりたんぽの甘みも良い組み合わせです。
熟成の進んだブルゴーニュを久しぶりにいただきました。地方名クラスですが、枯れている印象はありませんでした。コルクもしっかりとしておりました。
最後の方にはオリがありました。デキャンタをしてしまうと香りが飛んでしまうと思うので、そっと注ぎながらオリが舞わないように注意が必要です。
グラスはタンスの肥やしになりつつあるリーデルのソムリエシリーズ。久しぶりに引っ張り出しで使ってみました。
やはり、大ぶりなボウル、反り返った飲み口をみると惚れ惚れします。
熟成感のあるワインを飲むことは稀なので、このソムリエシリーズと、ヴィノムシリーズ、ジャンシスロビンソンを出して、簡単に飲み比べをしてみました。
ざっとした感想は以下の通りです。
◼️ソムリエシリーズ・・・酸味が穏やかで果実味中心
◼️ヴィノムシリーズ・・・酸味がしっかりと感じられ、果実味は抑えめ
◼️ジャンシスロビンソン・・・酸味と果実味が直線的に感じられる
個人的に一番美味しいと感じられたのはソムリエシリーズでした。
ジャンシスロビンソンは、味わいが強調され、熟成感などを楽しむのは難しい印象でした。
若いピノノワールでやるとまた感想が変わったりするかもしれなので、機会があれば試してみようと思います。
本日のワインは、こちら。
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本日のグラスは、こちら。