本日は、フランス・ボルドーの白ワインの紹介です。
テイスティングノート
外観
やや黄金がかったイエローで、粘性はややしっかり目です。成熟度が高い印象です。
香り
青リンゴ、バニラ、ハーブ、青草、はちみつなどの香りがあります。
味わい
アタックは果実味が中心、その後に丸みのある酸味、樽由来の味わいが強い感じがします。
合わせた料理
ミョウガとハムの冷奴 8点/10点満点
ミョウガの爽やかさと、ごま油の香りがワインと良く合っています。
お刺身 7点/10点満点
ねっとりとした旨味のお刺身と、さわやかさと樽のコクを持つワインが良く合っています。
主なぶどう品種は、ソーヴィニヨンブランですが、ブレンドなしの100%、かつ、樽発酵・樽熟成というちょっと珍しい組み合わせです。
通常、ボルドーの白ワインだと、セミヨンとソーヴィニヨンブランなどのブレンドで、ステンレスタンクで樽の香りをつけないのが普通だと思います。
通常の作り方だと酸味のある爽やかな味わいになりますが、このワインは、酸味もしっかりありますが、さわやかさに加えて、厚みのある味わいになっています。
冷やし目でも、温度が上がってきても楽しめる面白いワインだと思いました。
本日のグラスは、こちら。