本日は、スコッチウイスキー(キャンベルタウン)の紹介です。
テイスティングノート
外観
レンガがかったゴールド
香り
焦した砂糖、チョコレート、ローストアーモンド、ピート感はあまりない
味わい
アタックはスムースなアルコール感、中盤から後半に穏やかだがしっかりした塩気があり、シェリー樽由来のレーズンやチョコレート感が余韻に続く。
キャンベルタウン地区にある数少ない蒸留所、スプリングバンク蒸留所の15年です。
公式曰く、こちらの15年は、シェリー樽熟成の原酒100%で構成されています。
そのため、バーボン樽熟成がメイン原酒と考えられる10年では感じられたなかったドライフルーツやチョコレートのような感じが前に出てくる感じです。
とはいえ、外観の色味や香りの要素からリフィル系のシェリー樽が比較的多い構成だと思いますので、樽以外の味わいもしっかりと感じられ、トータルで見てバランスが良いと思います。
そして、ピート感はあまり感じられず、加水してもピートの要素は控えめ。10年の方は加水でピートが立ってきたので、異なる展開。
15年はウイスキー30mlに対して、10ml程度の加水で甘さが立ってきて穏やかな印象になる。樽由来の香りが気になる、という場合は、少し加水して30分くらい放置して見ると変化が見られるかもしれません。
10年同様、こちらも店頭・ネット共になかなか見かけませんね。ぜひ、安定流通をお願いしたいです。
公式のテイスティングノート(参考 : https://whisk-e.co.jp/products/springbank15yo/ )
色 :暗いあずき色
香り:ダークチョコレート、ブラウンシュガー、フルーツケーキ、トフィー、アーモンド
味 :レーズン、イチジク、マジパン、クリーム、塩バニラ、ダークチョコ、ブラジルナッツ
本日のウイスキーは、こちら。
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本日のグラスは、こちら。