本日は、ワインではなく、新しく購入したグラスの紹介です。
先日、半年ほど前に発表されたジャンシスロビンソン グラスコレクションを手に入れました。
1脚であらゆるワイン(赤白ロゼ、スパークリングワイン、酒精強化ワインなど)の、あらゆる味わい(甘口から辛口まで)をカバーできることがウリのグラスです。
当ブログでは基本的にワインに合わせて、リーデルのグラスを使い分けてきました。
まだ手に入れて間もないのですが、現在所持しているリーデルの製品と比べると、現時点で、以下のような違いを感じています。
◼️軽い
ジャンシスロビンソンは1脚100g前後で、ステムがとても細いです。
比較として、汎用性が高いと言われるリーデルVERITASシリーズのシャンパーニュ用のグラスは130g前後です。
VERITASシリーズも、購入した当時は、あまりの軽さに持っている感覚がなかったのですが、正直、持ち比べると、圧倒的にジャンシスロビンソンの方が軽くて、飲み口も薄く、ワインの香りや味わいに集中できます。
たった30gの違いですが、ステムの細さもあり、かなり違いを感じます。
後述のvinumExtremeシリーズだと170g前後でステムもがっちりしているので、手に取るとずっしりと感じます。
ただ、ハンドメイドのジャンシスロビンソンとマシンメイドのリーデルを比べるのは少々酷かな、という点を考慮しておく必要はあると思います。
◼️バランスよくワインの特徴を引き出せる
フランス/サンセールの白を、リーデルvinumExtremeソーヴィニヨンブランとジャンシスロビンソンで飲み比べてみました。
リーデルの方は、香りの面では、ソーヴィニヨンブランらしい青さ、味わいの面では、苦味などを良く感じられました。
一方、ジャンシスロビンソンの方は、リーデルに比べると青さなどの香りは控えめでしたが、その代わりに、果実味や酸味を伸びやかに感じられました。
まだ、白ワイン以外を試していないので、今後評価は変わってくるかもしれませんが、リーデルは、品種特性を際立たせてくれる点、ジャンシスロビンソンは、全体をバランスよくまとめてくれる点が特徴かな、と感じました。
◼️おすすめできる人と、そうではない人
これからワインを飲み始めよう!何かグラスを1つ買ってみよう!と思っている方には、おすすめできるグラスかと思います。
その後、好きな品種が出てきたらリーデルで特徴を引き出せるグラスを揃えていく、というのが良い気がしました。
反面、既にいろいろな種類のグラスをお持ちの方は、様子見になってしまうかもしれません。ただ、とても軽くて飲み口も薄いので、一度実物を見てみる価値は十分あると思います。
今後、新たなことに気づいたら普段の投稿の中で触れて行こうと思います。